インフルエンザは毎年流行します。毎年インフルエンザにかかる人もいれば、小さいころに一度かかったきり、それ以来かかったことがない人もいます。ウイルスについて、病原ウイルスは少しずつ抗原性を変えることが多く、ワクチンも毎年これに対応する株が選定されています。また、ワクチンが十分な効果を維持する期間は接種後約2週間後から約5ヶ月とされており、これらの理由によりワクチン接種は毎年、該当シーズン用(次期冬季用)のワクチンを、流行が予想される時期とワクチンの有効期間が一致するように行う必要があります。したがって、インフルエンザの予防接種は、過去の発生状況から考えて、一般的に10月下旬より12月中旬頃に行われるのが望ましいとされています。
インフルエンザの予防接種をする上で注意しておいてほしいことが、
(1)インフルエンザワクチン接種後24時間は副反応の出現に注意し、観察しておく必要があることです。特に、接  種直後の30分以内は健康状態の変化に注意してください。
(2)予防接種当日の入浴は差し支えないようです。接種後1時間を経過すれば、入浴は差し支えないと考えられま   す。
(3)過激な運動、大量の飲酒は、それ自体で体調の変化をきたす恐れがあるので、ワクチン接種後24時間は避ける  べきです。
(4)地域差はあるが、通常日本のインフルエンザの流行は1月上旬から3月上旬が中心であること、接種後抗体の上  昇までに2週間程度を要することから、より効率的に有効性を高めるためには、12月中旬までにワクチン接種  を済ますことが望ましいとされています。
インフルエンザが流行してからでは遅いということです。前兆が全くなくても突然流行するのがインフルエンザ。くれぐれも万全を期して冬を迎えてください。