みなさんは一度は予防接種を受けていると思います。しかしその予防接種はこどものころだったり、受験前だったり、あなたがまだ未成年だったころではないでしょうか。いざ自分が成人となり、自らの意思で予防接種を受けよう!と思ったとき、「あれ、そういえばお金ってどのくらい必要なんだ?」と思うかたもいると思います。大人の接種(初回)費用の平均は3066円。ちなみに、大人の接種は「1回を推奨」している医院がほとんどです。最も多かったのは3000円。全体的にはこの3000円前後に価格設定する医院群と、4000円前後に設定する医院群とで、二つの山ができています。一方、子供の接種費用は、1回目での接種費用が0円~7350円と7000円以上の開きが出ています。最も多かったのは2000円ですが、3000円の医院も同じくらい多いようです。そして2回目は、1回目より安くなるケースも多く、0円(無料)にしていた医院も。子供の接種が1回で終わってしまうことを防ごうとしてくれているのでしょうか。
そもそもなぜ予防接種をするのか。
インフルエンザの予防接種とは、どんなしくみだろうか。これはワクチン注射で、人間の体がもっている免疫のしくみを利用して、本物のウイルスが入っても感染しないようにしているのです。ただし効果の度合いはさまざま。
まず「人によって効果はさまざま」という話から。ワクチンの効果は免疫力に依存します。そのため免疫力が低い人、具体的には「小さな子供」や「高齢者」などは、効果が低くなりがち。大人の場合でも、免疫力が低下しているときには効果が下がってしまいます。つまり、過労、ストレス、睡眠不足や不摂生な生活をしている人は、要注意ということです。
次に「ウイルスの種類によっても、さまざま」という話。ウイルスの種類はたくさんあるので、ワクチンは、特定のウイルスを狙って作られます。「今度の冬に流行するのは、このウイルスだろう」と予測された種類が、外れる場合もあります。あるいはウイルス側が変異することも珍しくありません。いずれの場合も、効果は低くなりがちになってしまいます。
まずは普段の生活の見直しからしてみましょう。「ウイルスに強いからだつくり」が予防接種と同じくらい大切です。